古いジャケットは袖をとって最新のロングジレにリメイク!


古いジャケットとは?捨てるしかないのか?
戦後、便利さを求めて使い捨てのものの生産数を増やし過ぎてきた世界は、使い捨てが当たり前になり、大量のゴミを出してきました。
また、捨てるだけのゴミとは言えぬ、あっても使わない、着ない不要のものの中でもダントツに多いのがプラスチック(とくにペットボトル飲料)と衣類です。
ファッションの裏側:見過ごせない環境への影響
近年、環境汚染の第1位は石油、第2位は繊維産業衣類と様々な業界で取り沙汰されているなか、ファストファッションが始まりだしてからその供給率はあがり今や先進国では衣類は増えすぎて廃棄量も軒並みうなぎのぼり状態です。
このままでは需要と供給のバランスは悪くなるばかりか、地球温暖化の影響にも多いに負の遺産を残しかねない繊維業界の実態があります。
新しいカタチを追い求めていくのは当たり前のことですが、そのまえに立ち止まり、今あ衣類に目を通してみませんか?
今回はそんな中で流行り廃りで着るに切れなくなったジャケットについてリメイクしていきます。
近年流行ったジャケット
1980年代のジャケットの流行
- ショルダーパッド: 大きなショルダーパッドがトレンドで、強調された肩のラインが特徴。
- ビッグサイズ: ゆとりのあるビッグサイズのジャケットが好まれ、ルーズなスタイルが流行。
- カラフルなデザイン: 鮮やかな色使いや大胆な柄が一般的で、目を引くデザインが主流。
1990年代のジャケットの流行
- デニムジャケット: カジュアルでラフなデニムジャケットがトレンドとなり、幅広いスタイルに取り入れられた。
- レザージャケット: レザー素材のジャケットがクールでスタイリッシュな印象を与え、ロックファッションが流行。
- スポーティーウェア: スポーティーなデザインや素材を用いたジャケットが人気で、アクティブなスタイルが増えた。
2000年代のジャケットの流行
- ダウンジャケット: 暖かさを重視したダウンジャケットが広く愛用され、アウトドアファッションが注目を浴びた。
- フード付きジャケット: フードが付いたデザインが主流で、カジュアルながらもスタイリッシュな印象が特徴。
- ミリタリージャケット: ミリタリーファッションが復活し、フィールドジャケットやMA-1が人気を博した。
2010年代のジャケットの流行
- ボンバージャケット: カジュアルでスポーティーなボンバージャケットがトレンドとなり、様々な素材で展開された。
- オーバーサイズ: 体にゆとりをもたせたオーバーサイズのデザインが主流で、ストリートファッションに影響を与えた。
- デザイン性重視: パッチワークや刺繍、プリントなど、ジャケットのデザインに遊び心やアート性が求められた。
2020年代のジャケットの流行
- サステナブルファッション: サステナビリティが注目され、エコフレンドリーな素材やデザインが増え、環境への意識が高まった。
- テクニカルアウター: 防水性や通気性などの機能性を備えたテクニカルアウターが人気となり、アウトドアとファッションの融合が進む。
- ユニセックススタイル: ジェンダーレスなスタイルが受け入れられ、男女を問わず幅広い層が楽しむことができるジャケットデザインが増えた。
トレンドは移り変わるものですが、そのサイクルは繰り返されます。80年代のビッグサイズ、90年代のデニム、2000年代のダウン、そして2010年代のオーバーサイズなど、過去の流行が現在のファッションに影響を与えていることは明らかです。
そして近年注目されているのは、サステナブルファッション。
これは、単に流行を追うだけでなく、地球環境に配慮し、手持ちの服を大切に長く使うという考え方です。流行は繰り返すからこそ、昔の服も今また新鮮に見えることがあります。
次に着なくなったジャケットを新たにリメイクし、温暖化して寒くなった冬でも着ることのできる袖なしのロングジレのリメイク術についてみてみましょう♪
「もったいない」を活かすリメイク術

そんなジャケットを捨てるのはもったいない!せっかくなら、リメイクして新たにこれから着れる服にして簡単にリメイクしていく方法について解説していきます。
ほどき方など詳細なことは省いて、シンプルに以下の手順になります。






着なくなった服も袖を取ることでまた別のシーズンでの出番がやってきそうなアイテムとなりました。
もう着ないという服も少しの工夫で今まで以上に好きな一着になれるかもしれません。
ぜひクローゼットの中をを見直し、古くなった服をリメイクしてみませんか♪