【カットオフデニム】スカートの裾をフリンジに作る方法3選♪】|ri-haの洋裁部屋
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【カットオフデニム】スカートの裾をフリンジに作る方法3選♪】

さぶりん
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カジュアルに着こなすデニムの中でもボロボロに切れた裾や膝口などカットオフデニムの人気は依然として高いものです。しかしながら丈が気になってハサミでカットしてみても元の状態と同じようにヴィンテージ感を出すにはかなりの時間の経過が必要です。今回はこのカットオフデニムを作る3つの方法について紹介していきます。

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はじめにカットしたいサイズの確認をおこないましょう。今回は5mm程度フリンジになったスカートです。

理想の丈の長さにするためには丈を5mmほどかなければなりません。5mmほどくつもりで、計算してカットする寸法を確認していきます

デニムの裾をカットする位置をマーキングします。メジャーやテープなどを使って均等な長さにすると綺麗な仕上がりになります。

ローラーフリンジ(Raw Edge)

デニムの端をローラーブレードやはさみで切り、生地のほつれ感を出します。長くほどけた糸が出るこの方法は手軽で一般的です。

マーキングした位置でデニムを切ります。はさみやカッターナイフを使って繊維に沿って丁寧に切断しましょう。裾のほつれを防ぐために、直線的に切ると良いです。

洗濯する

カットオフデニムを洗濯機で洗い、デニムの端をほつれさせることでさらにナチュラルな仕上がりになります。洗濯後、乾かしてほつれ感の確認をします。

画像の重ねたスカートの「上」は本来の裾で、下のほうが新たにカットして一度洗濯した新しく裾になる方です。

カットしてほどく位置の確認のためにあえてデザインステッチを2本入れて、2本目のステッチ糸がなくなるまで裾の端をほどいていきます。

一度洗濯した程度ではまだまだ2本目のステッチ糸がはっきり見えていて、長い糸がところどころに出ています。ちょうどほどよく長い糸が出てきて、ローラフリンジの感じが出てきたところという感じです。

デニムの端を裁断せずにそのままにし、工場で生地を織ったままの端(ミミや切りっぱなし)を活かし、自然なほつれ感を楽しむ加工方法です。

特にカジュアルな雰囲気を出すことができます。

見た目的に端に糸が少し出ているが、極端なほつれやダメージは少なく、

シンプルで自然体な印象になります。

サンドペーパー

デニムの端を荒くはさみやカッターでカットしたり、サンドペーパーで研磨して、わざと意図的に糸が出るようにした加工方法です。デザイン的なアクセントを加えます。より個性的な仕上がりが期待できます

今回はさまざまなサンドペーパーを使って検証してみました。

カットしたデニムの裾に加工を施すことで、より自然な仕上がりになります。裾を軽く擦ったり、サンドペーパーでこすったりすると、ほつれ感が増して風合いが出ます。

100番から400番まで様々なサンドペーパーを使って試しています。

サンドペーパーは近くのホーム店など近くにあると直に手に取り目の粗さが確認できます。

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サンドペーパー400番

目の細かな400番では思うようなダメージがつかずに擦るとサンドペーパーのほうが消耗が激しくより目の粗いもののほうが良い成果が出るようです。

サンドペーパー(左100番:右400番)

同じように見えますが今度は手前が100番の目の粗いサンドペーパーです。右側奥の白っぽくみえるのが、最初に紹介した100番のサンドペーパーです。比較すると目の粗い100番のほうがより黒く見えます。

手に取ると400番はきめが細かいため、手のひらがサンドペーパーの上をさらっと滑りますが、目の粗い100番はサンドペーパーの上に手のひらを置くとざらっとして簡単には滑りません。この違いが生地を粗くほぐす差になっていきます。

サンドペーパーの種類はさまざまで数字がすくなければ少ないほど目が粗くなり、数字がおおきければ大きいほどきめが細かくなります。

目の粗い100番では下写真のように裾の消耗もはげしく、サンドペーパーの方にデニムの梳毛した糸が綿状になって残るという状態になります。

以上がカットオフデニムを作るための基本的な手順です。

デニムのカットは注意が必要ですので、丁寧に行いましょう。また、自分の好みに合わせてデザインや加工をアレンジすることもできますので、自由に楽しんでみてください。

以下の場面(シーン)では、カットオフデニムがおしゃれでカジュアルな印象を与え、自由なスタイルを演出します。

自分で満足のいくカットオフができたなら、そのデニムを着こなしシチュエーションに合わせてアイテムやコーディネートを選んで、おしゃれな時間を楽しんでみましょう。

【フェスティバル】カットオフデニムはフェスティバルや野外イベントのカジュアルな雰囲気にぴったりです。ロックバンドのライブや音楽フェスで、デニムのカットオフショーツを合わせてノリノリなスタイルを楽しんでください。

【ビーチリゾート】 カットオフデニムのショートパンツはビーチリゾートでのリラックスした雰囲気にマッチします。ビキニやカジュアルなトップスと合わせて、太陽の光を浴びながら海辺を散策しましょう。

【カフェデート】カットオフデニムのデニムスカートはカフェデートにぴったりです。カジュアルでこなれた印象を与えながらも、女性らしいスタイルを演出します。トップスやサンダルと合わせて、おしゃれなカフェでデートを楽しんでください。

【ショッピング】 カットオフデニムのジーンズはショッピングに最適です。快適なデニムパンツを着て、お気に入りのショップを巡りましょう。トップスやスニーカーとの組み合わせで、カジュアルでおしゃれなスタイルを完成させてください。

【街ブラ】カットオフデニムは街歩きにもぴったりです。デニムショーツやデニムスカートを合わせて、都会の雰囲気にマッチするスタイルを楽しんでください。Tシャツやブラウス、サンダルなどのアイテムと組み合わせて、自由な気分で街を歩きましょう。

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さぶりん
さぶりん
生涯学習洋裁インストラクター
1967年霧島市生まれ。文化服装専門学校卒。現在は洋裁教室を行いながら、ボランティア活動など幅広く活動中。2022年10月よりブログを開始。家庭で洋裁を行う方法について随時発信中
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